初心者ゴルファーや女性ゴルファーの最初の目標と言えば『100切り』。
100切りのアドバイスは多くありますが、誰も教えてくれない視点でお教えします。
「3パットをしない!」「ドライバーを打たない!」とは言いません。もっと分かりやすく具体的に100切りのコツをお伝えします。
①ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティは前進できるようになる
ドライバーなどの長いクラブは、100ヤード程前進できることを目指してください。
もちろん、飛べば飛ぶほど有利ですが、100切りを目指す上では、確実に100ヤード前進できたら大丈夫です。
②9番アイアン以下の短いクラブが普通に打てるようになる
9番アイアンやピッチングなど、フルスイングで普通に打てるようになってください。
短いクラブが普通に打てると、クラブを変えるだけで距離の打ち分けができるようになります。
7番アイアンをメインに練習している方が多いと思いますが、短いクラブも普通に練習してみてください。
③好きなウェッジが10ヤード刻みで打てるようになる
ピッチングウェッジやサンドウェッジなど、好きなウェッジで振り幅を変えて10ヤード刻みで打てるようになってください。
振り幅は、5時-7時、4時-8時、3時-9時、3通りの振り幅でできると良いでしょう。
グリーン周りのショットが安定すると、スコアも安定してきます。
④バンカーショットが一打で出せるようになる
バンカーから出すために3、4打っていたら100切りは難しくなります。
ただ、バンカーが出せないと悩んでいるゴルファーのほとんどは、バンカーの打ち方を知らないだけです。
打ち方が分かると一打で出せるようになるので、安心してください。
⑤パターは残りの距離の三分の一ずつ縮めていく
パターの考え方は、三分の一ずつ距離を近づけていくこと。
10mから3m半径に、3mから1m半径に、1mから30cm半径に、30cmからはカップインするよう考えてください。
ロングパットを一打で決めようとせず、確実に近づけていくことが大切です。
10mから4パットするの?と思われるかもしれませんが、あくまでも考え方です。確実に三分の一ずつ近づけていくと、18Hトータルのパット数は少なくなり、スコアが縮まっていきます。
おわりに
100切りを一つの目標にすることは良いと思います。
ただ、僕は20代、30代の男性が100切りを目標とすることはオススメしていません。パワーのある若い男性は自然と100切りすることが理想です。100を切ることだけを目指して「当てることだけ」に集中するのは危険です。
100切りを達成した後も、ゴルフの楽しみはまだまだ続きます。ひとつの通過点として考えてみてはいかがでしょうか。
60代のシニア女性が6ヶ月で100切りを達成したのですが、6ヶ月間のレッスンの様子もブログで紹介しています。ぜひご覧ください。
▶▶60歳からのゴルフレッスン[8]~6ヶ月で100切り達成
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参考60歳からのゴルフレッスン[8]~6ヶ月で100切り達成
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なお、クラブセッティングはあまり考える必要はなく、目安として以下8本のクラブがあったら十分です。
- ドライバー
- フェアウェイウッド
- ユーティリティ
- 7番アイアン
- 9番アイアン
- ピッチングウェッジ
- サンドウェッジ
- パター