「4スタンス理論」について、なんとなく聞いたことがあったり、本やyoutubeを見てタイプチェックをしたことがある方もいると思います。
僕自身、4スタンス理論には興味があるものの、「4スタンス理論を知ってどうするの?」「ゴルフにどう生かしたらよいの?」と疑問に感じることも多くありました。
4スタンス理論マスター級トレーナーの先生とお話しして、僕が感じたことを紹介します。
5月27日(土)に4スタンスゴルフレッスンイベント開催決定!詳細は当ブログ最後に紹介しています。
4スタンス理論の診断を受けてプロゴルファーが感じたこと
僕は4つのタイプの中で「A2」タイプでした。日常での体の使い方で、大きく間違っている動きはありませんでした。
ただ、ゴルフにおいては、自分が理想とする動きが「B2」だったことが分かりました。
飛ぶ人は、右足を軸として体幹を斜めに使っているイメージだったのですが、それは「B2」の人の動きでした。
僕は、もっと飛ばすために右足を軸にボールをつぶすような動きをしたい!そうしないといけない!と思っていたのですが、「A2」タイプの自分には合わないことが分かりました。
A2は前軸を主導(左足を軸)に体幹をまっすぐ使うのですが、自分のタイプに合った動きでも力が出ることがわかりました。
A2タイプの特徴
- 力を入れる時に伸びるタイプ
- 指で握るタイプ
- 前足を軸とする
- 薬指と中指をメインに使う
- 体幹をまっすぐ使う
- 背筋型
- 上半身主導 など
4スタンスのタイプを知ることでどんなメリットがあるのか
AタイプとBタイプ、アドレスを取る時の初動によって、体幹の安定が変わります。自分の持っている力を最大限に生かすための初動は人によって違うということです。自分のタイプを知ることで、自分に合った初動のルーティーンが作りやすくなるのです。
Aタイプは、股関節を曲げてからひざを曲げると、体幹が安定します。逆に、ひざを曲げてから股関節を曲げると、体幹が安定しません。
たったそれだけ?と思いましたが、押されるとその結果は一目瞭然。
4スタンス理論はどんな人にオススメか
今ゴルフで壁にぶち当たっている人は、自分のタイプを知っておくべきだと思いました。
なんとなく打ってうまくなってきた人ほど、早く壁に当たります。壁を感じた時は、自分に合わないスイングをしている可能性もあります。
また、体に痛みがある人も、自分に合わない動きをしている可能性があります。
タイガーウッズが出てきた時、みんながタイガーウッズのスイングに憧れました。そして、タイガーを真似するようになりました。しかし、大半の人は体を痛めたり、飛距離を落としたり、原因が分からないままうまくいかない状況に悩んでいました。
タイガーウッズのスイングが合っているのは「A2」タイプです。それ以外のタイプの人には合わないスイングだった可能性があります。
体幹力を上げるトレーニング法
今回4スタンス理論の先生に聞いて1番感動したのはトレーニング法です。
正しい初動によって体幹が安定し、力が出しやすくなります。立つ、座るを繰り返すことで身体の使い方の感覚が研ぎ澄まされていくことが分かりました。
重たいダンベルを持って筋トレをするわけではありません。立つ、座る、構える、といった、いつでもどこでもできる動きでトレーニングができることが分かりました。
僕自身、もう少し飛びそうなのになぜ?と感じていた理由が分かった気がしました。自分のタイプに合った体の使い方がマスターできたら、体幹1.5倍になると聞いて納得しました。
僕は股関節から曲げて座ると体幹が安定するので、意識して座りました。そこまでは良かったのですが、クラブを握る動きをしたところで体幹が崩れてしまったようです。
そこまで意識するの?と思ったのですが、そこを意識できたら、自分の持っている力をもっと使えるのか!と納得しました。
大阪心斎橋での4スタンスチェックイベント
『スウィングアーツ心斎橋』では、4スタンス理論マスター級トレーナーの工藤先生をお招きして、タイプチェックイベントを開催しております。
どなたでも参加いただけますので、興味のある方はLINEにてお問い合わせください。
おわりに
今回4スタンス理論の先生から話を聞き、勉強になることばかりでした。
何よりも、自分に合った身体の使い方は、簡単な動作のトレーニングで強化できることが分かって良かったです。
正直、正しい構えができていないままスイングをしても意味がないとも感じました。
座った時や構えた時、誰かに体を押してもらって安定しているのか、一度試してみても面白いと思います。