念願の100切り、おめでとうございます。100切り後、今後のスコアアップを目指す女性に読んでほしい内容です。
これから90台キープ、90切りを目指す女性にむけて、クラブのお話しです。
100切り後の女性クラブ選びの考え方
100切り後のクラブ選びでは、距離を出したいクラブと、グリーンで止めたいクラブを分けて考えてください。今回考えてほしいのは「グリーンで止めたいクラブ」です。
90台キープ、90切りのためのポイントは、残り100ヤードからグリーンを狙っていけるか、となります。残り100ヤードからグリーンで止められるようになると、パーパットやバーディーパットのチャンスが増えてきます。
女性は男性に比べて高さが出しにくいため、グリーン手前のバンカーにつかまることが多いと感じます。
打ち上げのホールなども、高さが出せずにグリーンに届かないことも多いのではないでしょうか。1番手大きいクラブを使ってグリーンを狙うと、グリーンに届いても球が低いのでグリーン奥にこぼれてしまうことがあると思います。
ユーティリティ以下のクラブの理想は、ふわっと上がってグリーンに落ちて止まるボールです。
残り100ヤードからグリーン手前のバンカーが気にならないようなクラブセッティングにしてください。
グリーンを狙うクラブとは何か
女性の場合、グリーンを狙うクラブとは、一番短いユーティリティから下のクラブ全てです。
人によっては、7番ウッドが含まれる場合もあるかもしれません。
普段、ミドルの2打目、ロングの3打目をどのクラブを使ってどれほどの距離を打っているのか考えてみてください。
クラブ選びで考える数値とは
クラブの試打など、自分に合うクラブを考える場合、高さとバックスピン量が適正であることが大切です。
ティーショットで使うドライバーなどは、バックスピン量が多くなり過ぎない方が良いです。高さもある方が良いですが、適度な高さが出たら良しとします。
反対に、アイアンなどグリーンで止めたいクラブは、バックスピン量は多い方が止まります。高さも飛ばすクラブに比べて高い方が断然有利です。
この数値に大きく関係するのは
- 総重量
- シャフトの硬さ
- シャフトのしなるポイント
- シャフトのトルク
- ロフト角
となります。
高く上がりバックスピンが増える条件として
- 重量が軽い
- シャフトが柔らかい
- しなるポイントが先の方
- トルクが多い
- ロフト角が多い
となります。全てを満たす必要はありませんが、これらの条件をふまえて、グリーンを狙うクラブを選んでみてください。
ロフト角の多い(28度以上)ユーティリティを使うこともオススメです。
まとめ
100切りからのスコアアップを目指す場合、一番短いユーティリティ以下のクラブは「ふわっと上がってグリーンで止まる」ことを考えてください。
飛ぶことだけを考えるのは、ティーショットで使うドライバーや4番ウッドだけです。
残り100ヤードからグリーンにのせて止める、このためのクラブセッティングを考えると、90台キープ、さらには90切りも見えてきます。