ラウンドは晴れ予報!しかし、前日は雨。こんな時、何に気を付けたら良いのか分からない!という方のために、雨上がりのラウンドについて気を付けるポイントをまとめました。
雨上がりのゴルフ場は芝が薄く、湿り気のあるねんど質な地面になります。
よくあるミスや、気を付けるポイントは限られていますので、参考にしてみてください。
雨上がりのラウンドで気を付けることと対処法
雨上がりのラウンドで気をつけることは4つ
- 転がらないので距離がでない
- ソールが滑りづらくだふりやすい
- ボールに泥がついて球が曲がる
- ボールをロストする
対処法を一つずつ説明します。
転がらないので距離がでない
転がらないので距離が出なくなり、コースが長く感じると思います。しかし、無理に飛距離を出そうと思わず、いつもの7割のゴルフができたら良いと思ってまわると良いでしょう。
転がらない分、いつもより5ヤード飛ばそう!とすると、ミスショットになりやすいので注意してください。
ソールが滑りづらくだふりやすい
ソールが滑りづらい時は、いつもより鋭角に打つことを意識すると良いでしょう。ボール前のターフを取るイメージにするとだふりにくくなります。
ボールに泥がついて球が曲がる
競技によっては、その都度ボールを拭くことができる場合もあるので、事前に確認してください。
パターは必ずボールを拭いてから打つようにしましょう。
ボールをロストする
同伴者と、打ったボールを確認し合うと良いでしょう。
湿った地面に落ちたボールは、ボールの一部が埋まるだけでなく、地面の中に完全に埋まってしまうことも多いので注意が必要です。
悩みは大きく4つありますが、一つずつ丁寧に対応していくとラウンドも楽しむことができます。
雨上がりのラウンドで良いことも1点あります。それは、グリーンで止めやすいことです。プロのようにグリーンにのってピタッと止まると気持ちが良いですよね。
続けてチョロが出る場合はどうするのか
雨の日はチョロが出やすいのですが、まずはチョロのイメージを消すことが大切です。
球が上がりやすく易しいクラブで球の上がる感覚を取り戻してください。
例えば4番ウッドでチョロが出ているのであれば、7番ウッドやロフトの多いユーティリティなどに変えてみると良いでしょう。
チョロが2,3回続いたら、クラブを変えて確実に当てて前に飛ばすことを考えてください。
アプローチがうまくでいない時はどうするのか
グリーン上でなくても、カラーの外からでもどんどんパターを使うことをオススメします。
芝が重く転がりずらいのですが、アプローチでミスショットを連続するより確実に前に進みます。
雨上がりのグリーン周りは特に難しいので、ロフトの多いクラブはあまり使わないようにすると良いでしょう。
アプローチは、ボールの手前を叩いてしまう「チャックリ」になりやすくなります。
得意なクラブがあればどんな天候も怖くない
このクラブはいつでもどこでも大丈夫!という得意なクラブを作ってください。
これは普段の練習で準備することです。ゴルフは自然の中でするスポーツなので、コンディションは日々変わります。
どんな状況でもこれさえ使っていたら安心、というクラブがあれば大きなミスはなくなりますよ。
雨上がりのラウンドで持っていくと良い物
参考までに、雨上がりに持っていくと役立つものです。
- タオル
- 替えの靴下
- 替えのグローブ
- ボールは多めに
雨や雨上がりの方がスコアが良くなるタイプ
実は僕、雨のゴルフは嫌いではありません。雨や雨上がりにはスコアが良くなるのです。
理由は、飛ばないおかげで曲がらなくなるから。安全にプレーしてスコアが良くなるタイプです。
全てのクラブを少しコンパクトにゆったり打つことを意識します。5ヤード~10ヤード飛ばなくてOKと考えてプレーします。
また、絶対に打ってはいけない所を避けることで、結果スコアが良くなっています。
ですので、雨だからゴルフは楽しくない、とは思わず、雨や雨上がりのゴルフも楽しんでみてください。
おわりに
雨上がりのラウンドは、思ったプレーができず悔しい思いをすることもあります。
しかし、自然に合わせてどのように工夫して楽しむかを考えることもゴルフの醍醐味です。
易しいクラブを選択したり、パターで転がしたり、いつもと違う選択をすることも大切です。