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プロが考える『うまくなるための』ゴルフレッスン

うまくなるゴルフレッスン

川久保プロが考える、「うまくなるためのゴルフレッスン」とは何かをお伝えします。

一般的なゴルフレッスンに当てはまるかは分かりません。

あくまでも川久保プロのレッスンがどのようなものなのか、紹介します。

今回の内容は、川久保プロのゴルフコーチとしての信念です。興味のある方はぜひ。

 

川久保プロのレッスンの特徴

  • 基本を大切にする
  • 土台となる基礎体力が必須と考える

ゴルフのスイングは、基本に近ければ近いほど、伸びしろがあります。クラブやボールなどの道具によって基本は変わっていくので、「今の基本」を知ることも大切です。

基礎体力については、必ずしも筋トレが必要なわけではありません。ウォーキングやストレッチなど、無理なく続けられることに取り組んでいくと良いでしょう。

 

レッスンの流れ

青ラインはコーチ赤ラインは生徒さんがすることです。

1.正解を伝える

2.正解になるために、何をするべきか伝える

3.練習する

4.間違っている部分があれば伝える。自分で考えて直せそうであれば様子見

5.できないことや分からないことを質問する

6.質問に答える

7.練習する

8.今の課題ができるようになったら次の課題を伝える

1~8の繰り返しで、ゴルフは上達していきます。

 

基本のスイング作り

スイング作りは大きく2つ。正解を知って徐々に習得していくことで、どこまでも上達できます。

1.スイングの基本を知る

  • グリップ
  • アドレス
  • 軸(*)を意識したスイング

(*)アドレスでできた背骨の位置

2.フェース面を考える

ボールの行く先を決めるのはフェース面です。スイングの基本ができたら、フェース面の使い方をお伝えします。

 

練習方法と練習比率

基本のスイングが理解できたら、スイングが安定するよう練習していきます。

それと平行して、スコア作りに必要な練習もしていきます。

1.スイングを安定させる(5割)

  • 「基本のスイング」を意識する
  • 小さいスイングで打てる
  • ゆっくりとしたスイングで打てる
  • フルスイングで打てる
  • 全てのクラブが打てる

2.100ヤード以内のショットが打てるようになる(4割)

  • 7時5時のスイングができる
  • 8時4時のスイングができる
  • 9時3時のスイングができる
  • 10時2時のスイングができる
  • 11時1時のスイングができる
  • ウェッジがフルスイングで打てる

3.パターの強化(1割)

  • 絶対に入る距離のパターを知る
  • 絶対に入る距離を伸ばしていく
川久保プロ
1.はスイングの安定のための練習。2.3.はスコアアップに直結する練習です(スイングの安定とは別で考える)。

この3つを極めたら、「72」でまわることは可能です。本当です。

練習比率は、

スイングの安定:100ヤード以内:パター=5:4:1

となります。これだけを守って、あとは自分で考えて練習してください。

新しいことを取り入れても良いです。ただし、上記3つが悪くならないように気を付けてください。

スイングが安定してきたら、パターの比率が増えていきます
川久保プロ

この練習を精査していく中で、苦手なことが出てきます。これこそに価値があります!

苦手なことが出てきたら、初めて、悩んだり考えたりできるタイミングなのです。

川久保プロ
例えばピッチングウェッジの9時3時だけが苦手だと感じた場合。原因はクラブの重さなのか、溝なのかなど、突き詰めて考えていくことができます。

 

レッスン、練習、ラウンドの比率

上達するためには、レッスン、練習、ラウンドの比率も大切です。

ラウンド数が多くなり過ぎると、上達は難しくなります。

ただ、仕事の関係でラウンド回数が多い方もいるので、その方にはラウンドしながらも上達するレッスンをしていきます。

また、練習をしてスイングが悪くなる場合もあるので、練習回数や内容をこちらから指定することもあります。

半年前に比べて、飛距離や曲がり幅が変わっていない場合は、練習方法やレッスン内容が合っていない可能性があります。

 

川久保プロのゴルフレッスンの考え方

川久保プロがレッスンで多くを伝えない理由

上達していく中で、絶対に習得しなければいけないことがあります。

僕は、まず、その人にとって1番に習得するべきことを伝えます。そのことができないと、次に進むことができないからです。

僕が多くを伝えない理由は、そこにあります。

習得するべき1つのことができるようになると、その他の動きが格段に良くなっていきます。

例えば、フェース面を閉じれるようになったら、体の回転を先行しないと左に飛びます。すると、体を回転させるようになり、結果ボールに力が伝わり、飛距離が伸びていきます。

逆に、フェース面を閉じていない状態で体の回転を先行すると、右に飛びます。真っ直ぐ飛ばすために、手首を使ったり、左ひじを抜いたり、間違った動きを取り入れてしまいます。基本から外れると、うまくはなりません。

 

ゴルフにおける個性の考え方

ゴルフは、ある程度の個性の範囲でいることは良いことです調子が良くても悪くても「安定したスコアが出せる」個性は、強みになります

自分の個性がきつくなりすぎないように、基本に近づけていくことが大切です。

 

土台作りが必須だと考える理由

ゴルフはスポーツです。上達したいと思ったら、体力作りは必須だと考えてください。

どのスポーツでも、基礎練習が半分以上を占めます。筋トレ、ストレッチ、素振りなど、これこそが大切です。

基礎体力が上がれば、必ずゴルフの内容は変わってきます。

年齢とともに体力は落ちてきます。上げることが難しくても、下がらないように気を付けてください。

 

スイングを変えることについての考え方

「G.G.スイング」や「シャローイング」など、「自分にはできない!」と考えている方が多くいます。

もちろん、100%の状態にすることはすぐにはできません。しかし、少しずつ取り入れていくことはできます。

今の理想は、ダウンスイング以降、インパクトの時に体の回転の量が多くクラブヘッドが遅れているスイングです。

簡単に言うと、振り遅れているスイングです。

今現在、体の回転を止めて体の前でクラブを振っている人は、今より少し体の回転を増やす、それだけで十分です。

打てる状態から取り入れていくと、無理なくスイングを変えていくことが可能です。

 

川久保プロのインドアレッスンで上達した生徒さんの話

様々なレベルの方をレッスンしてきましたが、インドアレッスンで上達された女性を紹介します。

初心者でレッスンに通い、月4回のレッスンを3年続けている生徒さんが、今では伸びしろのある綺麗なスイングになりました。

振れば振るほど飛ぶスイングで、まだまだ飛距離が伸び続けています。ドライバーは男性用のものしか合わなくなりました。

これから先、3年程で女子プロと同等に回れるほどの腕前になると思います。

彼女がなぜこれほど上達したのか。それは、僕が伝える内容を、自分で考えて粛々と練習されたからです。つまづきながらも、あるレベルを境に、スイングや飛距離の伸びのスピードが急加速していきました。

 

同じレベルでもレッスン内容が人によって違う理由

僕の場合、目標期間費用によって、レッスン内容は全く違います。

翌日のラウンドでなんとか当たるようにしたい方には、基本から外れたとしても、翌日のためだけのレッスンをします。

2ヶ月で100切りを目指す方には、3ヶ月目以降の上達よりも、100切りを優先としたレッスンをします。

80歳になっても飛距離を落としたくない50代の方には、一時的にスコアが落ちても3年後以降伸び続けるレッスンをします。

 

おわりに

ゴルフがもっとうまくなりたいと思っている方はたくさんいると思います。

レッスンを受けてうまくなりたいと考えている場合、自分がどうなりたいのか、コーチがどのような考えでレッスンしているのか、知ることが大切です。

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参考記事

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