バンカーに入ったらガッカリするのはなぜか。それは、バンカーで何度も叩く可能性があると思っているからです。
バンカーは、打ち方の考えが分かると、難しいものではありません。
基本的な打ち方を説明するので、バンカーが苦手な方はご覧ください。
バンカーの考え方
バンカーは、ボールの前後と下の砂を打ってボールを出します。
打つ砂の順番は、ボールの前⇒下⇒後ろです。
上から見た図と、横から見た図で見ると分かりやすいのでご覧ください。
バンカーの練習方法
ゴルフ場や打球場でバンカー練習場での練習法です。簡単な方法なので試してみてください。
- 上記の絵のように、ボールの前と後ろに線を引く
- ボールの前後と下の砂を取るようにスイングする
- ボールを打った後、自分が引いた前後の線の間の砂が取れているか確認する
- 取れていたら成功!取れていなかったら再挑戦!
打ち方は分かってもバンカーから出ない女性向け
バンカーのエクスプロージョンショットは通常のショットの1/3しか飛びません。
そのため、パワーがある方がバンカーは有利です。
女性の場合、打ち方が分かってもバンカーから出せないことがあるのですが、その時はフィニッシュで右足を上げることを意識してください。通常のショットと同じなのですが、右足を上げることを意識すると、スイングが大きくなりパワーも伝わります。
クラブは開いた方が良いのか
バンカーでは「オープンスタンスにする」「フェースを開く」とよく言われます。なぜ、このように言うかというと、その方が砂を取りやすいからです。
ですので、フェースを開かなくても砂が取れるのであれば開く必要もありません。それより、砂の取り方を考える方が大切です。
砂の取り方を理解した上で、スタンスを変えたりフェースを変えたりすると良いでしょう。
バンカーで飛びすぎる人の対策
バンカーでは、薄く当たったりハーフトップをすると飛び過ぎてしまうことがあります。
グリーン周りのバンカーで、ハーフトップになり即OB!という経験をした方も多いと思います。原因は強く打ちすぎているからです。
グリーン周りのバンカーは、ピンまで12ヤードから20ヤード位です。バンカーでは通常の3分の1しか飛ばないと考えると、みなさん強く打ちすぎです。
SWが70ヤードの人は、バンカーでは同じスイングで25ヤード飛びます。15ヤードのバンカーのためにはSWで45ヤード飛ばすようにスイングしたら良いのです。
通常70ヤード飛ぶ人であれば、だいたい、9時3時のスイングになります。
もし、9時3時のスイングでハーフトップになったとしても、OBになるほど飛び過ぎることはないでしょう。
バンカーだからと言って思いっきりスイングするのではなく、距離に合わせて分だけ飛ばすと考えたら簡単にできそうですよね。
SWは打てるのにバンカーですくってしまう
フェアウェイではSWが打てるのに、バンカーではうまく打てない方もいます。
バンカーになると、ボールを上げようとしてすくってしまうのです。その場合、砂の取り方を考えず、普通にSWをスイングしてください。
最後に
バンカーに限らず、ゴルフは考え方を理解することが大切です。
僕は、バンカーでは、通常の1/3しか飛ばないと考えています。ただそれだけ。正直、バンカーに入ることが嫌だとも思いません。
ただ、ピンから40~70ヤードのバンカーにだけは入れないように気を付けています。その理由はまた別途。
ゴルフは奥深いですね。