テークバックで右ひじはどれだけ曲げたら良いのか、トップでの右ひじの角度は何度が良いのか?
結論から言うと、テークバックで右ひじは曲げすぎない方が良いです。理由も合わせてお話しします。
テークバックで右ひじはどれだけ曲がる?
テークバックで、右ひじは曲げすぎないでください。真っ直ぐの状態を0度として、曲げるのは90度までです。
アマチュアゴルファーが右ひじを大きく曲げる理由は、たくさん上げたいから。しかし、たくさん上げたからと言って、飛ぶわけではありません。
右ひじを曲げすぎるデメリットは
- スイングが安定しない
- フェースコントロールが難しくなる
1.スイングが安定しない
安定したスイングのためには、手が胸の正面から大きく外れない方が安定します。
右ひじが曲がると手のポジションが胸の正面から大きく外れることになり、コントロールがきかなくなります。
インパクトの時に、手が胸の前にありながらハンドファーストになることが理想です。胸から手が極端に遅れるのは良くないので注意してください。
手を使う量を減らすとスイングは安定しやすくなります。
2.フェースコントロールが難しくなる
右ひじを曲げすぎるとクラブヘッドが大きく動き、フェースが開きやすくなります。結果、スライスを打ちやすくなります。
振り遅れるからフェースが開いてスライスを打つと思ってる方も多いのですが、右ひじを曲げすぎることも原因の一つです。
スライスに悩んでいる方は、テークバックでの右ひじを意識してもよいですね。
ちなみに、開いたフェースで真っ直ぐ打とうとするからヘッドを前に出すスイングになります。アウトサイドインの軌道になり、飛距離も出なくなります。
テークバックで右腕は体につけるのか
テークバックで右腕を体につけるかどうか、僕はあまり意識していません。リラックスしてスイングできる距離感が良いかと思います。
右ひじを90度以上曲げないことを意識して体の回転で回ると、体と右腕の間に多少隙間ができると思います。
トッププロがトップでクラブと地面が平行になる理由
トッププロのスイングを見ると、トップでクラブをたくさん上げているように見えます。
これは、右ひじを曲げて大きなトップを作っているのではなく、体の回転で大きなトップを作っているのです。
トッププロの右ひじの角度に注目して、プレーを見るのも楽しいかと思います。
右ひじを意識した練習法
まずは、正面からビデオを撮って確認してみてください。ほとんどの方はトップで右ひじが90度以上曲がっていると思います。
一度、トップで90度にしてみてください。アマチュアゴルファーからしたら、ほぼ伸びている感覚だと思います。
右ひじが一番曲がるポイントはどこか
右ひじが1番曲がっているのは、トップです。切り替えからインパクトに向けて、徐々に真っ直ぐに戻って打ち抜きます。
インパクトで右ひじは真っ直ぐになる
インパクトは両ひじが伸びます。イメージとしては伸びきっていますが、実際には伸びきっていなくても大丈夫です。
右サイドを低く回って打ち抜いて、右ひじを伸ばすイメージも良いと思います。
おわりに
この記事を読んだら、まずは鏡の前で素振りをしてみてください。
テークバックで自分の右ひじがどうなっているのか、まずは確認してみると良いと思います。