ゴルフ場は練習場と違い、至る所に傾斜地があります。
傾斜地には「左足上がり」「左足下がり」「つま先上がり」「つま先下がり」これら4つと、この4つを複合した傾斜があります。
数ある傾斜の中で、多くの方が苦手で難しいのは「左足下がり」の傾斜です。
ボールの位置やアドレスの向き、打ち方を川久保プロが解説します。
左足下がりの傾斜が難しい理由
まず、左足下がりは安定したアドレスを取ることが難しい傾斜です。ボールまでの距離が長くなるため、クラブの芯に当てることが難しくなります。
また、ボールが右に曲がるスライスボールが出やすくなります。
左足下がりの打ち方
傾斜地ではフルスイングで打つことが難しいので、コンパクトなスイングを心がけてください。
- 左足体重で、傾斜なりに立つ
- 重心を低くし、低いまま打つ
- 右に飛びやすいので少し左を向いて打つ
- コンパクトなスイングで打つ
- ボール位置は少し右にしても良い
- カット軌道の方が打ちやすいのであれば少しカット軌道でも良い
- 体の回転を意識しすぎない
- クラブを短く持ちすぎない
以上8点、意識して見てください。
クラブを短く持つことに関して、芯にあてやすいメリットはありますが、ボールまでの位置が遠いので当たりにくくなる場合もあります。
川久保プロのInstagramでは、左足下がり&前下がりの傾斜の打ち方を紹介しています。
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おわりに
練習場では当たるのにコースに行くと当たらない理由の一つは、コースには傾斜が多いからです。
傾斜地では良いショットを求めすぎず、確実に前進することを考えてショットすると好結果になるかと思います。