宮崎県にあるフェニックスカントリークラブの紹介です。
ダンロップフェニックストーナメントが開催されるコースです。
全国、海外の名門ゴルフ場をラウンドしてきた川久保プロが、感想をお伝えします。
川久保プロがラウンドした感想
コース全体の感想
ダンロップフェニックストーナメントの開催コースです。僕自身は10年ぶりのフェニックスでした。
隣のコースがあればOBにはなりません。ただ、林に入ると1回で出すことが難しく、広いようで狭いコースだと感じます。
スイングが木に当たる、打っていくラインが木に当たるなど、2打目以降気持ちよく打てる場面が少なく感じます。
普通に打てるのがショートホールのティーショットくらいと思うほどです。
また、左右に林があるので、ボールを曲げて打つ人にはとても狭く感じます。僕はドローボールで、打ち出してから曲げるまでに幅がいるので、ティーグランド右の木が気になりました。右の木を気にすることで左に行き過ぎることが何回かありました。
10年ぶりにラウンドした結果
今回はバックティの少し後ろから回らせていただきました。
久しぶりのラウンドでドライバーをバンバン打つと、ショートホールを除いた14ホールで、半分は気持ちよくグリーンを狙えませんでした。
4回は木の中に入り、4回は左右のラフに入って目標ラインに上に木の枝が出ている状態でした。
木の枝を気にして低い球を打つと、手前バンカーに入ります。マスターズなどでも良く見る風景ですよね。手前のバンカーに入れるしかない状況になってしまうのです。
グリーンは起伏があり、OKに寄ったと思っても止まらずワンピン離れていってしまいました。
知っておかないとボギーが多くなるコースだと思います。
例えば僕の場合、17番ショートホール、ピン位置が左手前だったのですが、ギリギリ狙って池にはいりました。池の手前からだとピンを超えて転がり、パターラインが下りになり、ツーパットも難しくなりました。
川久保プロが感じたこと
10年前に比べて、超えそうなところが超えない、入りそうなバンカーに届かないなど、飛距離が落ちていると感じました。
18番は良いショットでなくても左バンカーに入ったのに、今回はバンカー手前に落ち、何とも言えない気持ちでした。
練習して課題をこなしてプレーしないといけないと感じました。やはりそういうコースは楽しいですね。
トーナメントをするにふさわしいコースだと感じます。
これからラウンドする方へのアドバイス
ただ前進するだけでは、100ヤード以内のショットが乗せられません。
真っ直ぐ打てるのが理想ですが、それは難しいので、まずはコースレイアウトを把握することが大切です。
左右は林、グリーンを狙うラインには木の枝があると思ってプレーすると良いでしょう。
2、3日連続で回りたいと思うコースです。
名物ホールの感想
13番ホール ミドル
ワンオンしてイーグルパットを打てる可能性のあるミドルです。
ただ、ワンオンを狙うと左の林に入る可能性が高いので気をつけてください。右のバンカーに入っても良いと思って打つと、結果良いスコアになるかと思います。
僕はフックを打って木に当たり、林の中へ。。。
18番ホール ロング
ツーオンできる可能性のあるロングです。最終ホール、テレビ中継でよく映るホールです。
左バンカー先端くらいからでないと、ワンオンは厳しいのですが、飛距離に自信があれば狙ってみると良いと思います。
僕の場合、1打目は左バンカー手前、2打目クリークで右に行きましたが、結果的に良い場所に落ちました。
3打目は残り62ヤードを60度で打ってバーディ。最後に嬉しいバーディでした。
フェニックスカントリークラブの気温
2月上旬に行ったのですが、半袖で回れる気温でした。やはり宮崎は温かいですね。
ただ、前日は雨で肌寒かったので、油断せずに準備をしていくと良いと思います。
レストランの名物メニュー
宮崎牛の牛丼が人気ということで、いただいてきました。
噂通り絶品でした。お腹は満足するのに、後半のプレーには影響のない、ちょうど良いボリュームでした。
フェニックスカントリー付近の宿泊
今回は宮崎市内に宿泊しました。フェニックスカントリークラブまで車で30分弱。飲食店も多くとても便利な場所でした。
夕食は宮崎名物をいただき、とても楽しいゴルフの旅でした。
おわりに
大阪から宮崎まで飛行機で1時間。関西、関東以外でのラウンドは久しぶりでしたが、やはり楽しかったです。
今回企画していただいたみなさん、現地でお世話になったみなさん、ありがとうございました。
アクセス
所在地:宮崎県宮崎市塩路字浜山3083