ラウンドをしていると、全然パターが入らず落ち込むことがあると思います。パターが入らない時にやってほしいことは1つ。パターが苦手な方、初心者の方はぜひ試してみてください。
前提として、パターで大切なことは「3パットをしない」「ショートパットを外さない」を忘れずにプレーしてください。
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この記事に書いてあること
- パターが入らない時にするべきこと
- ゴルフボールのラインの効果について
- 東京2020オリンピック松山選手について
パターが入らない時にやってほしい1つのこと
自分のミスの傾向を知ってください。パターは、同じミスをしていることがほとんどです。ミスの傾向を知ることで、入るパターを打つことができます。よくあるミスの傾向です。自分に当てはまるものはありますか?
- いつも右に行く(右を向いて構える人が多い!)
- いつも左に行く
- カップに届かない
- カップをオーバーする
- ラインに対して浅く外す
- ラインに対して深く外す
- フックラインは左に行き、スライスラインは右に行く(きつくラインを読み過ぎる)
いつも右に行く人は意識して左に打ってみてください。ラインに対して浅く外す人は思い切って深く外すラインを狙ってみてください。普段浅く外す人は、深く外しているつもりでも深くなりません。
ラウンドレッスンで効果的なパターの練習
僕がラウンドレッスンをする際、パターのボールは僕が置きます。ボールのラインに目標方向を合わせるので、生徒さんはその通りに打つだけです。
正直、これだけでみなさんパターが入ります。多くの方は、狙うべき方向性が間違っていることがほとんどです。
ボールを打つ際に、自分の認識とどれだけ違いがあるのか感じてもらうことが大切です。そうなると、自分のミスの傾向が分かってきます。
ボールを置くのが上手い人はパターが上手い人です。
ラインを合わせずにパターが上手い人は、めちゃめちゃ上手い人です。
パット数が少ない人は、間違いなくパターがうまい人です。パット数の少ない人にパターを見てもらうと良いと思います。
ゴルフボールのラインの効果について
ティーショットでも、パターでも、ラインを合わせることで方向性が定まります。僕はいつも目標方向にラインを合わせてプレーをします。
ボール後方から目標を定めることはできても、アドレスをすると正しい方向が分からなくなります。ボールのラインを目標に合わせることで、アドレスに入ってからはスイングに集中することができます。
ただ、方向性が合っていてもラインのとおり打てなければ意味がありません。パター練習では、ボールのラインが直線上に転がるように打てるようにしてください。
ぜひ、普段のパターの練習から、ラインを合わせて打つ練習をしてみてください。
参考までに、僕の練習風景の動画を紹介します。↓↓
ゴルフボールのラインの引き方
ゴルフボールは、半周未満までであれば線を引くことができます。ボールのラインぜひ引くことをオススメします。半周以上引くことが禁止されているのは、プレー上有利になるからです。
ゴルフボールのラインマーカーは千円位で打っています。
東京2020オリンピック松山選手について
オリンピック4日目、松山選手はパターに苦しみましたね。パターについては何が悪いわけでもなく、最終18番もオーバーで打てていました。リズムも良かったと思います。なにより、あのパターでアンダーパーでまわることがすごいと思いました。全ての内容があまり良くない中、気持ちで乗り切っていたように感じます。ビタッとくるアイアンは本当にキレていました。4日目、難しい7番と9番でバーディーをとったのがすごかったですね。
余談ですが、松山選手、極端につかまらない球がなくなったと思います。僕の個人的な意見ですが、長いクラブはたまに右に行くイメージでしたが、それが本当にありませんでした。
少し前は、右の林から打つ場面をちょくちょく見ていたのですが、どの状況でも球をつかまえられていると感じました。
また、多くの選手は、4日目になるとパターがどんどん入っていたイメージです。これは、パターのタッチが合ってきたからだと思います。
アマチュアの方々にもお伝えしたいのですが、もし良いスコアを出したゴルフ場があれば、そのゴルフ場で練習してください。パターは練習するとタッチが合ってきます。慣れたら入るようになるので、練習あるのみです。
タッチと距離感が合うと、カップに近づく感覚が出てきます。3パットの不安がなくなり、常に少しオーバーに打てるようになります。
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おわりに
パターはスコアに直結します。パターが入るようになるとゴルフはより楽しくなると思います。
パターで大切なことは2つ。「3パットをしない」「ショートパットを外さない」です。パターが入らなくなったらミスの傾向を知ってください。できれば上級者に見てもらうことが理想です。
ラウンドレッスンは実践に近くスコアアップにつながることが多いので、一度レッスンを受けてみることも良いと思います。
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