サンドウェッジのロフト角は56度か58度が一般的です。では、どちらを選ぶのが良いのでしょうか。選び方のポイントや初心者にオススメの角度をお教えします。
サンドウェッジを選ぶポイントは3つ。
- ロフト角
- バウンス角
- 重さ
ウェッジの選び方に正解はなく、様々試していく中で、自分に合う角度や重さを知ることが1番です。
サンドウェッジの選び方
サンドウェッジをどう使いたいかによって、ロフト角やバウンス角を選んでください。サンドウェッジを選ぶ上で意識したいことは4つ。
自分に当てはまるものは何か、一度考えてみてください。
- 飛ばしたい
- 高さを出したい
- 止めたい
- バンカーをうまく打ちたい
簡単に言うと、1番はロフト角の少ないクラブ(56度)、2番~4番はロフト角の多いクラブ(58度)がオススメです。
サンドウェッジのロフト角は56度か58度どちらが良いのか
サンドウェッジは56度か58度を使うことが多いのですが、どちらが良いのでしょうか。クラブは全体の流れがあるので、どちらが良いとは一言では言えません。
球を上げるのが苦手な場合、ロフト角の多い58度が良いでしょう。
飛距離が出ない人の場合、ロフト角の少ない56度が良いでしょう。
男性の場合、サンドウェッジで60ヤードは飛ばしたいと思うので、飛距離で考えるのもありですね。
7番アイアンで100ヤード位の人であれば、確実に56度をオススメします。
初心者は球が上がりやすいウェッジを選ぶ
サンドウェッジはバンカーで使うことが多いので、バウンス角が多めの方が打ちやすくなります。理想はバウンス角が10~14度。
バンカーでのエクスプロージョンショット(*)が打ちやすくなり、ラフでは芝が滑りやすくなります。
(*)砂を爆発させるよう、バンカーで砂を取って打つこと
バンス角が10~14度のウェッジは、フェアウェイやラフでも打ちやすく、万能に使用できるクラブになります。バンス角が14より大きくなると、フェース面の下と地面の距離が開いてきます。跳ねるイメージが強くなりすぎるため、使いづらくなります。
昔はバウンス角が少ないクラブ打つのが上手い人、と言われていましたが、トッププロを見ると12~14度のクラブを使っている人も多いですね。
バンカーの打ち方はコチラ
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初心者にも分かりやすい簡単なバンカーの打ち方
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サンドウェッジは重さがあると打ちやすい
サンドウェッジはスチールのシャフトで重みを出すことがオススメです。重たい方がゆっくりと振ることができます。
男性はシャフトをスチールにして重みを出すとウェッジは打ちやすくなります。パワーのある女性も同様に、スチールのシャフトを使うと安定します。砂に負けずに力が伝わるのでバンカーが打ちやすくなります。
スチールのシャフトも色付きのオシャレなものが増えてきましたね。
川久保プロのウェッジの選び方
僕は、60度、54度、50度のウェッジを使っています。ピッチング以下のウェッジを3本にしたかったので、この角度のクラブをセッティングしています。
ピッチングが46度なので、もし58度を入れた場合、58度と52度の2本になってしまいます。
なので、サンドウェッジを60度にし、ピッチングとの間に50度と54度を入れることで、120ヤード以下の距離を正確に打ち分けられるようにしています。
おわりに
サンドウェッジの選び方は、クラブの流れや自分の得意不得意によって考えます。バンカーが得意なのか、飛ばしたいのか、自分のプレーを考えることが大切です。
クラブの選び方が分からない場合、ラウンドレッスンを受けるとコーチにも相談できるので、ぜひ実践的なレッスンを受けることをオススメします。
川久保プロのレッスンについて
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