シニア女性の初心者レッスン記録。何歳からでも、理想のスイングに変えていくことはできます。
今回のレッスンはフェース面の使い方。フェース面を閉じることは、SAスイングの1つ目のポイントです。
今回から最新スイングを「SAスイング」と呼ぶのでぜひ覚えてください。
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最新スイングとは何か
最新スイングとは、今のクラブとボールで「飛んで曲がらない」スイングです。
今回から、最新スイングを「SAスイング」と命名します。SAとは「S(スウィング)、A(アーツ)」の略。「シャット」「シャロー」の「S」でもあります。
SAスイングの特徴は主に3つ
- シャット:フェースを閉じる
- シャロー:切り返しでクラブが倒れて、低い所からボールに当たる
- ハンドファースト:体の回転を大きく先行させて打つ
理想は、ダウンスイングでフェース面を返さなくて良いスイングです。
SAスイングについて説明しているyoutubeもありますので、まずコチラの動画からご覧ください。
フェース面の使い方
SAスイングでは、フェース面を閉じることが一つのポイントです。
徐々にフェースを閉じながらクラブを振り上げ、大きく閉じたフェースのまま打ちます。
フェース面を閉じるイメージは
- 構えた時の真っ直ぐを「0」とする
- フェースを閉じることを「1」「2」「3」「4」「5」と表す
- 「5」が最も閉じている状態とする
小さなスイングの場合
- テイクバックで「1」閉じる
- 「1」閉じたまま打つ
中くらいのスイングの場合
- テイクバックで「1」「2」「3」と閉じていく
- 「3」閉じたまま打つ
フルスイングの場合
- テイクバックで「1」「2」「3」「4」「5」と閉じていく
- 「5」閉じたまま打つ
フェース面は開いて閉じて打つのではないことを理解してください。
「1」から「5」の数字はフェースを閉じるイメージです。切り返し直後、ダウンスイングが始まった瞬間が最も閉じている状態になります。
フェース面を閉じた時のスイング
フェースを閉じまま打つと、閉じた分左に飛びます。
先ほどの例でいくと、小さいスイングでは「1」左に飛び、フルスイングでは「5」左に飛ぶことになります。
真っ直ぐ飛ばすためにどうしたら良いのか。それは、体の回転を先行、グリップを先行させることが必要になります。
フェース面を閉じることを意識すると、体の回転を先行して使えるようになります。まずは、フェース面を閉じて使うことを理解してください。
▼▼シニア女性ゴルファーのレッスン記録~フェース面の使い方~
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おわりに
前回のレッスンで、フェースを閉じて使うために、フックグリップを意識することをお伝えしました。
グリップを正しくすることで、フェース面を閉じて使うことが分かっていただけたと思います。
フェース面を閉じることは、人によって時間がかかる場合があります。小さなスイングから繰り返し練習することで習得できるので、諦めずにがんばってください。
次回はハンドファーストについてです。お楽しみに。