シニア女性の初心者レッスン記録。
今回のレッスンはハンドファーストとは何か。なぜハンドファーストにする必要があるのか。
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スイング習得の順番として、レッスン3のフェース面を閉じて使うことができている前提でのレッスンとなります。
ハンドファーストにするためにはどうするのか
SAスイングで「ハンドファースト」とは、体が先に回り、手よりクラブヘッドが遅れる状態です。
ハンドファーストのために必要な2つの動きは
- 切り返しでクラブを倒すこと
- 体を大きく先行させて回すこと
切り返しで右手首にできた角度をキープしたまま下半身を使った体の回転することで、ハンドファーストの形になります。
なぜハンドファーストにするのか
ハンドファーストにする理由は、力強いインパクトにするため。
2つの写真、どちらが強い球を打てると思いますか??
なぜハンドファーストができないのか
ハンドファーストができない理由は2つ。
- クラブヘッドが遅れることに慣れていないから(クラブヘッドと一緒に回転したい)
- 早く当てたいと思うから
スイング習得のために、体が先に回ってクラブヘッドが遅れることに慣れてください。
小さなスイングから始め、クラブヘッドが遅れても当たることを体で感じてください。
フェースを閉じていたら、体が大きく先に回っても右に飛んでいくことはありません。
※正確には、右に飛び出してスライスしないボールになる。
トップではクラブは右手にのる?左手にのる?
SAスイングでは、切り返しでクラブが倒れます。そのため、トップでは右手のてのひらにクラブがのることになります。
以前のスイングは、左手の親指にクラブをのせる!と言われていましたが、SAスイングでは違います。
トップの時点で、インパクトのハンドファーストの形が完成していると思ってください。
トップで切り返した時に、回る以外の準備はできているので、後は下半身を使って回るだけなのです。
ここで大切なことは、切り返しでフェースを閉じていることです。
▼▼シニア女性ゴルファーのレッスン記録~ハンドファーストとは~
▼▼生徒さん目線のレッスン記録③
おわりに
前回のレッスンで、フェース面を閉じることについて説明しました。
インパクトでハンドファーストになることで、力強い球が打てるようになります。しかし、それはフェース面が閉じている前提のこと。ブログやYouTubeでは、順を追ってレッスンしているので、参考にしてください。
一つ一つの動きを理解して練習することが大切です。
次回はハンドファーストはどこまでキープするのか、シャット、シャローの分かりやすい練習法を解説します。お楽しみに。