ゴルフの上達=「練習の質」×「練習量」×「α」です。
「α」は最後に説明しますが、「質」と「量」をどのように考えると上達するのか、説明します。
「質」が悪ければ練習することでスイングが崩れること、「量」を重視すると危険なワケもお話しします。
「質」がマイナスであれば結果はマイナスにしかならない
「練習の質」0×1000球=0
「練習の質」-1×1000球=-1000
このように、「練習の質」が悪ければ結果は悪くなります。練習で大切なことは「練習の質」がプラスであることです。練習の質をプラスにするとは、
- 直したい所、改善したい所を理解して練習する
- 自分で考えて練習する
です。2つ目の「自分で考える」については、考えて練習した結果が悪ければ、また考えたら良いのです。
「量」を重視すると危険な理由
僕はレッスンで「ボールをたくさん打ってください」とは言いません。理由は
- 体に痛みが出る可能性が高いから
- 手にマメができるから
です。練習をしすぎると体への負荷が大きくなり、痛みがでてきます。また、手にマメができたら、マメをかばうことでスイングが崩れます。
質の良い練習であっても、自分に負担のない量で練習をしてください。
「量」を求めるのであればコーチは必須
練習が好きな人、ボールを打たないと不安な人は、コーチにみてもらってください。
ある程度のレベルの人が何気なく打っていると、ゴルフの技術は落ちるしかありません。何気なく打っていたらスイングは崩れるものだと思ってください。
あなたのグリップとアドレスは、本当に正しいですか?
レッスンを受ける場合は練習メニューもアドバイス
定期的にレッスンを受けてくださる生徒さんには、練習メニューについても話をします。
例えば、打球場で100球打つのであれば、30球はランニングアプローチを打ちましょう、など、伝えています。
僕の生徒さんの場合ですが、打球場での練習の様子も話してくれるので、インドアでのレッスンに生かすことができます。
「質」×「量」×「α」の「α」って何?
「α」は基礎体力です。基礎体力が「1」の人と、「5」の人では、ゴルフの上達は変わります。
基礎体力を上げるために必要なことは
- ストレッチ
- 筋トレ
- 有酸素運動
です。これは、ゴルフの調子に関係なく上げることができます。家でもできるので、日常に取り入れることをオススメします。
おわりに
誰もが効率的に上達したいと思っています。しかし、どのようにしたら良いのか考えている人は少ないと感じます。
まずは「練習の質」を重視し、体に負担のない「量」で練習すると良いでしょう。ボールを打つことが好きな方は、ぜひコーチを付けてください。