トップとは、ボールの上部分をたたいてしまうミスショットです。
トップの原因は様々ですが、根本的な原因は同じです。その根本的な原因を直す方法を分かりやすく説明します。
僕は、一時的に直す方法や、ショートアイアンだけ直す方法など、一部だけを修正する方法はアドバイスしません。
どのような悩みに対しても、スイングの基本を元に対処法をお伝えします。
トップの原因
トップは、インパクトでボールのトップ(上部分)を打つことで起こります。
上部分を打っているということは、ボールに対しクラブが下から上に当たっているのです。
クラブがボールの下から上に当たる原因は様々。
- 体が回転していない
- インパクトで体が起き上がる
- すくい打ちをしている
- フェースが開いている など
原因を並べても、自分が何に当てはまるのか分からない方も多いと思います。なので、今回は根本的な原因である「ボールの上部分を打ってしまう」対処法をお教えします。
トップを直す方法
トップを直す根本的な方法を説明します。
ダウンブローはもう古い?
10年前であれば「トップの直し方」と言えば「打ち込むように」と言われていました。それが「ダウンブロー」と言われるものです。しかし今は、クラブやボールの変化に伴い、「レベルブロー」の考え方が主流となりました。
ダウンブローはインパクトゾーンが点、レベルブローは線になっているイメージです。
レベルブローのスイングをすることは、トップを直す方法にもなりますので、これから説明する練習法を参考に実践してみてください。
トップを直す練習法
トップを直すために意識することは、クラブヘッドを低い所から払うように引きずることです。
練習方法は簡単です。
- ボールの前後、できるだけクラブヘッドが低い位置を通るようにスイングする
- その際、正面から見て、ヘッドよりグリップが先(ハンドファースト)になるようにする
この2つを意識することで、やらなければならない動きが決まってきます。
体が止まっていたり、フェースが開いていたら上の2つの動きはできません。なので、トップの原因が何であれ解決できる方法となるのです。
クラブがボールのどこに当たるのかではなく、インパクト後、クラブがどこから上がっていくのかを意識して練習をしてください。
レベルブローの打ち方
僕が日頃レベルブローを意識して練習している方法を紹介します。
スイングの基礎となる練習を紹介します。小さいスイングから始めてください。
- インパクトの前後30cmのクラブの動きをできるだけハンドファーストで行う
- 体の回転をメインに下半身のリードで打つ
- その際フェース面はスクエア(目標に真っ直ぐ)に保つ
おわりに
今回説明したトップの直し方は、実はスイングにおいての基礎を説明しただけです。
最初に伝えた通り、僕は一時的なアドバイスや特定のスイングだけに通用するアドバイスはしません。ですので、このブログで伝えている悩み解決法は、毎回同じことを言い方を変えて伝えていると思ってください。
スイング理論の根幹の話もしていけたらと考えています。