アプローチでグリーンを狙ったら、ザックリしてしまい、ほとんど前に進まなかった。という経験はありませんか?
「ザックリ」というのは、アプローチでダフってしまうこと。地面にザクっと刺さってしまうことで「ザックリ」と言われています。
ではなぜザックリしてしまうのか、原因と直し方を説明します。また、なぜかアプローチウェッジだけザックリしていまう、という生徒さんの話も紹介します。
ザックリしてしまう原因と直し方
ザックリは、打ち込むイメージが強く、クラブが鋭角に地面に当たることで起こります。
直し方は、ショートスイングの練習をする。それだけです。ボールを右に置く、ソールを滑らすことを意識する、などありますが、全ての基本はショートスイングです。
ショートスイングの練習をすることで、ウェッジの使い方が身に付きます。ボールを上げようとして起こるミスはなくなるので、結果、ザックリすることはなくなります。
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芯に当てるためにはショートスイングの練習から
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ザックリとトップはワンセット
ザックリする人はトップもします。トップの原因と直し方は別の記事で紹介しています。
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トップの原因と対策
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アプローチウェッジだけザックリしていた生徒さんの話
僕の生徒さんで、サンドウェッジ(SW56度)はうまく打てるのに、アプローチウェッジ(AW52度)だけザックリしてしまう方がいました。
普通、ロフト角が多いクラブほどザックリすることが多いのですが、なぜでしょうか。
SWとAWについて話を聞いていると、AWの方が重たいことが原因でした。以前「クラブの揃え方」でも説明しましたが、短いクラブほど総重量を重くしていく必要があります。
しかし、今回の場合、SWとAWは違うメーカーのもので、AWの方がシャフトが重かったのです。
AWだけがザックリしたのは、クラブが重たいことで、早く地面についたことが原因だと考えられます。なお、この方はザックリだけでトップがありませんでした。
まさに、クラブが重たいことが原因ですね。
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【基本】ゴルフクラブの揃え方
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おわりに
アプローチがうまくできずに悩んでいる方は多くいます。基本的には、ショートスイングの練習をすると、ほとんどの悩みはなくなります。
できれば、一時的に修正しようとは思わず、基本に戻って小さなスイングの練習をしてもらえたら良いかと思います。